2021-03-24 第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
でも、当時は、優生保護法というのがあって、大臣、これは全会一致で成立した法律で、優生保護法というのは大変な法律なんですけれども、この優生保護法のコンメンタールに、優秀者の家庭においては容易に産児制限は理解実行せらるるも、子孫の教養等についてはおよそ無関心な劣悪者すなわち低脳者低格者のそれにおいてはこれを用いることをしないから、その結果は、前者の子孫が逓減するに反して、後者のそれはますます増加の一途をたどり
でも、当時は、優生保護法というのがあって、大臣、これは全会一致で成立した法律で、優生保護法というのは大変な法律なんですけれども、この優生保護法のコンメンタールに、優秀者の家庭においては容易に産児制限は理解実行せらるるも、子孫の教養等についてはおよそ無関心な劣悪者すなわち低脳者低格者のそれにおいてはこれを用いることをしないから、その結果は、前者の子孫が逓減するに反して、後者のそれはますます増加の一途をたどり
時代の空気というのは恐ろしいなと思うのは、このお二人が「優生保護法解説」というコンメンタールを書いていらっしゃって、この中で、「従来唱えられた産児制限は、優秀者の家庭に於ては容易に理解実行せらるるも、子孫の教養等については凡そ無関心な劣悪者即ち低脳者低格者のそれに於てはこれを用いることをしないから、その結果は、前者の子孫が逓減するに反して、後者のそれは益々増加の一途を辿り、恰も放置された田畑に於ける
アンダーラインを引いているんですけれども、これも議連で、PTで勉強会をしたときに、産児抑制が強化される中で、このままでは優良な子孫が減って不良の子孫がふえるという逆淘汰が起こるのではないか、そういうことを考えて人口増加の抑制、出生の制限を行う以外にないということで議論をしていたということがわかっているわけなんですね。本当に、そこまで主張していたのかということに改めて驚くわけであります。
戦後の事実上の産児制限の影響で、日本の人口動態は急速に今高齢化が進展しているという状況であります。 特に、こうした人口動態にかけ合わせてネットの貯蓄分布を人口、年齢別に見ると、日本の貯蓄はかなり高齢者の方に集中しているという事実があります。こうした中で、ミクロ、マクロの統計を分析すると、この日本の貯蓄が明確に取り崩されているという動きが幾つかのデータで観測されます。
でも、注意していただきたいのは、注の五、無呼吸を発症した症例では、ほとんどの場合、他のワクチンと併用接種されており、また、無呼吸、感染症、けいれん等の既往歴があり、早期産児、未熟児ですね、早く生まれた赤ちゃんであったとされていると。
大使のお父さんは、私のように厚生関係の仕事、大臣をしたときがある、クリスチャンだったのに、逆に、産児制限というんでしょうか、子供の数を減らすという政策を韓国が組んだときに自分はそれを担当した、極めて苦しんだ、自分のクリスチャンとしての意識と子供を減らさなきゃならないという意識の中で、大変私の父親は悩みましたという話を、実は韓国大使からお聞きしたんです。中国も今一人っ子政策をやっている。
があるようですが、私、専門ではないんですけれども、拾い読みというか、そばから見ているところでは、一つの議論は、結婚年齢が遅くなって子供の数が少なくなりつつあるわけだけれども、結構、結婚した人あるいはそうでない人でも、ある年齢がいっても、遅く結婚しても結構子供は産むという形で、ある意味で日本のようにもう第三次ベビーブームが出てこないというような形ではなくて、まあ晩婚になっているけれども晩産といいますか産児
インドが今急速に人口を伸ばしておりまして、やがて中国の十三億を抜くだろうと、そして十五億まで人口伸びるだろうと、産児制限しておりませんから。そういうことの中で、中国とインドの動向については大変厳しい見方を持っております。その上でお答えをさしていただきたいと思います。
インドの国会議員の方たちといろいろ話をさせていただきましたが、インドは近い将来十三億、そして産児制限しておりませんから中国を抜いて十五億まで人口が伸びていくということの中で、インドももうこれまでのように自国で国民の食料を賄うことはできない、輸入に頼らざるを得ないということでありました。
あわせて、済みません、阿藤参考人にお聞かせをしたいんですが、松谷参考人の御著書の中で、結局、日本の人口構造のときに、戦後のベビーブームが急になくなってしまう、これは優生保護法による産児制限が行われたこと、すなわち人工的に日本の人口構造に手を入れたことが非常に問題だったんだと、こういう御主張なわけですね。
それから、松谷参考人の方から産児制限が日本であったというお話がございましたけれども、それは優生保護法の中で、あれですかね、経済的事由、中絶が認められたことを指していらっしゃるのかなと思うんですが、あれは、産児制限とあえてそういう言葉を使われたことをちょっとお伺いしたいと思います。 以上です。
○参考人(松谷明彦君) 先ほどの日本の人口構造、特有の人口構造の理由として産児制限があったということを申し上げましたが、それについての御質問であろうと思いますけれども、これは出生率ですね、それからその例えば優生保護法との因果関係を科学的に立証した特に研究は私の知る限りでは特にございませんけれども、ただ、当時の様々な資料からしますと、このような高い出生率では、現在の食料事情であるとかそうしたことから見
つまり、人口増加を国是としていた国に来て産児制限を説くとは何かということになったわけですが、このマーガレット・サンガー、彼女が残したすべてのドキュメントがアメリカの国会図書館にありまして、その中で見た、マッカーサーがサインした手紙がございます。
また、いわゆる産児制限運動というのもありましたが、産児制限のためのいろいろな措置、これを見直して、撤廃していくということも考えられます。いろいろな方法があると思うんです。 これらにつきまして、どのような御感想をお持ちか、お伺いいたします。 〔中沢委員長代理退席、委員長着席〕
最後に、産児制限の撤廃ということでございますが、どのようなことを想定されているのかよくわかりませんが、例えば、中国の一人っ子政策のような政策を日本ではとれるはずがございません。
先日も、助産婦さんの、いわゆる助産所を開いておみえになります皆さん方にお会いをさせていただいて、もうかれこれ一年半くらい前になりますでしょうか、お話をさせていただいたときにも、ただ単に子供を産むというときだけの話ではなくて、ふだんからの、子供の虐待の話でありますとか、あるいはまた産児制限の話でありますとか、さまざまな問題を実は地域で伺いながら、そうしたことの相談に乗りながらやっているというお話をお伺
○参考人(後藤明君) 最初の人口の問題ですけれども、一種の産児制限とかあるいはそういう問題にも当然つながっている問題ですが、つい最近、二十年ほど前まで、世界の人口がどんどんどんどんふえていく、爆発的にふえている、そういう現象の主な原因は貧困にあるというふうに国連の人口問題の専門家なども考えておりました。
具体的な例を挙げますが、中国の女性が妊娠をして、中国は産児制限しておりますので、そのまま中国にいると強制中絶をさせられる。中絶を避けて何とか子供を産みたいということで密入国をした。もちろん一回だけです。それが逮捕されて、しかも起訴されました。 松江地裁は、平成十年の七月二十二日に判決を下しました。これは余りにもかわいそうだ、不法入国罪であることは確かだと。その点では金正男さんのそれと一緒です。
大人はばい菌に対して抵抗がありますから、そういうことに対してはどういう感染が、ばい菌が降ってきてもそれに耐え得るんですけれども、小児の場合にはばい菌に対する抵抗が弱いもので、本当に無菌病棟にしておかなきゃ、一つの病棟をつくっておかなければならないということになりますと、非常に資本投下が大変でございまして、それをつくるということは地方の病院あるいは産児救急の病院でも非常に不可能に近いものであると、そういうふうに
このことは、産児制限等への女性の意識を高め、また女性が高度な職業につく機会を増やすから、女性による子育ての機会費用を大きくする。」と。この「女性による子育ての機会費用」という言葉が私大変新しい言葉でして、初めて私も、不勉強ですが、この機会費用、「女性による子育ての機会費用」とあって括弧で先生が御説明をしていらっしゃいます。それは、「出産、育児によってそれらの機会を失ったり減じたりする損失」と。
戦前、産めよふやせよが国家の人口増加政策として推進されていた時代に産児調節運動を進めて投獄をされた女性がいました。申し上げるまでもなく、ほとんどの方が御存じでいらっしゃると思いますが、その女性は加藤シヅエさんといいます。戦後三十年、二十数年間ですか、参議院議員としても活躍をした女性でございます。その加藤シヅエさんが会長を務めます社団法人日本家族計画連盟から参りました芦野由利子でございます。
「実地指導員というのは、実は御承知のように、ただいま人口問題がやかましく言われ、しかも過剰人口に対する対策という面から、産児制限のうちでも、受胎調節を大いに徹底させなければならぬというような関係からいたしまして、受胎調節が問題になっておるのでありますが、ただいまのところでは、多分十五年から二十年もいたしますと、情勢はかなり変ってくるというふうに存じております。」
このような規定のいわゆる創設当初というものからは産児制限ということが、今、先生のお言葉から出ました、そのような意味合いを持っていたわけでございますけれども、今いろいろと申し上げましたことの中から、ただ避妊薬の販売ということだけではおさまらないだろうというふうには思っております。若者に対して、性や避妊、生命の尊厳といったものを我々の指導という問題の中に取り入れていきたいというふうに思っております。
そこで、加藤シヅエさんが、加藤勘十の奥さんだということもありますが、戦前から労働運動をされたり、あるいは産児制限運動などにかかわってきたという自分の経験から、特に働く女性とか、あるいは当時、寡婦の人権という言い方をしておったと思いますけれども、そういうことを強く主張されるわけです。